コンタクト購入する前にしておきたいこと
眼科で自分に合うコンタクトのベースカーブを知ろう
人の目は大きさや形状に個人差があるため、コンタクトはそれに合わせられるようにベースカーブというものが設定されています。
特にハードタイプだと形が固定されるため、自分に最適な数値のものを選択しないとレンズ機能がしっかり働かなかったり、常に違和感を感じるようになります。
逆にソフトタイプであればある程度の融通が利きますが、なるべく最適な数値を選んだ方が快適に使用できます。
そんなベースカーブの測定は自分で行なうことは不可能で、専用の機械を使わなければならないので眼科に依頼する必要があります。
ケラトメーターという機械で、気球を見たことがある人も多いでしょう。
目の様々な状態を計測する際に、一緒に形状も把握されます。
コンタクトは通信販売などで簡単に購入することができますが、その分自分で確認しなければならないことも多いです。
そこに間違いが出ないように、まずは眼科へ足を運んで細かい部分を確認してから購入した方が良いでしょう。
眼科でもらえる処方箋でコンタクトの直径を把握できる
コンタクトレンズは、眼科で処方箋をもらい併設のお店で購入するのが一般的です。
処方箋や購入した外箱・パッケージには、「DIA」という表記があります。
これは英語「Diameter」の頭文字で、レンズの直径を表しています。
単位はミリメートルが用いられます。
日本人の黒目の大きさは、性別や年齢でほとんど差がないと言われています。
そのため、平均を基準にソフトレンズは角膜より少し大きめ、ハードレンズは少し小さめの直径で作られているのが特徴です。
特に使い捨てのソフトレンズは、ほとんどの場合DIAは1サイズしかありません。
眼科を受診して処方箋を書いてもらわずにインターネットでコンタクトを購入する場合、自分のデータが必要になります。
DIAは必ず記載されているので購入時に確認しましょう。
また、サークルレンズやカラーレンズの場合は、DIAとは別にレンズの着色した部分のことを「着色部外径」と表記しています。
数値の大きいほうが黒目が大きく感じられるので、好みのデザインを選ぶ時の参考にしましょう。